演技指導を装い、女性に性的暴行をしたとして、警視庁捜査1課は20日、準強姦(ごうかん)の疑いで川崎市中原区木月住吉町、映画監督で会社役員の榊英雄容疑者(53)を逮捕した。捜査1課によると、「冤罪(えんざい)です」と容疑を否認している。

逮捕容疑は2016年5月、東京都港区のマンション一室で、当時俳優を目指していた20代女性に性的暴行をした疑い。

女性と食事をした後、演技指導をすると誘い「タトゥーなどがあると大変だから裸を確認したい」などと言って暴行したという。他にも数人から同様の被害届が出ており、同課が調べている。(共同)