「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、急性硬膜下血腫のため3月1日に亡くなった。68歳だった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトが8日、発表した。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領(46)は8日、Xに鳥山さんから贈られたサイン入りの色紙の写真を投稿。「鳥山明と何百万もの彼の愛好家へ。」と日本語でも追悼のコメントを発表した。

鳥山さんは、2019年(令元)5月30日にフランス芸術文化勲章シュバリエを受章しており、フランスとは縁がある。マクロン大統領が投稿した写真に写った色紙には「マクロン大統領へ DRAGON BALL とりやまあきら 2021年7月」という直筆とみられる鳥山さんのサインと悟空、7つのドラゴンボールが黒ペンで書き込まれている。また、向き合ったスーパーサイヤ人と化した孫悟空と魔人ブウがカラーで描かれている。

【まとめ】鳥山明さん死去、各界で巻き起こる悼む声 英BBC「史上最も影響力ある漫画」