NEWS増田貴久(37)が11日、東京・東急シアターオーブで、12日から上演の主演ミュージカル「20世紀号に乗って」の取材会に出席した。

約20年ぶりに共演した戸田恵子(66)との“親子”エピソードを明かした。

ブロードウェイミュージカルの金字塔ともいえるコメディーの名作で、舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィを演じる。「すばらしい作品を皆さんにお届けできるのがうれしいです。コメディーなのでたくさん笑って見ていただける、特別な時間になれば」と伝えた。

自身初の海外ミュージカルとなった「ハウ・トゥー・サクシード」以来、約2年半ぶりにタッグを組む演出のクリス・ベイリー氏からは「本当に一生懸命な頑張り屋さんです。パッションあふれる座長ですし。エネルギーをカンパニーの皆さんに振りまいてくれます」と絶賛された。増田は「1930年代の話なので、知らなかった当時の時代背景とか、気持ちとかを細かく丁寧に教えてくださる。ものすごい知識量、情報データベースで物知り。すごく優しく導いてくれる感じがある」と感謝した。

戸田は「まっすーとは連絡することはあったんですけど、お仕事をするのは20年ぶり。座長としてみんなを引っ張っていく姿勢を見て、本当に大人になったんだなって」としみじみ。稽古場で戸田からお手製のお弁当やパンを差し入れされているという増田は「だんだんうちの母親が戸田さんにヤキモチを焼くようになっています。稽古期間中は、戸田さんのご飯で育ちました」と明かした。戸田は増田の母親と同世代という。