落語家の林家木久扇(86)が13日、都内で「ありがとう!林家木久扇ラーメン」完成お披露目試食会に出席した。

3月末での日本テレビ系演芸番組「笑点」卒業をきっかけに、これまでもラーメン事業で協力してきた養老乃瀧株式会社のサポートを受け、3月15日から小売用製品「ありがとう!林家木久扇ラーメン」を限定販売する。

木久扇は1980年代から当時の名前からとった「木久蔵ラーメン」などの事業を開始。店舗経営なども行っていた。今回は「芸人生活を支えてくださった多くのファンの皆さま、お世話になった関係者の皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたい想いから開発した」という。

「コロナ禍を過ごしていた時に構想したラーメンができ上がりました。子供の頃に風邪をひいて、その時に食べさせてもらったラーメンの味が元になっています」などと説明。メディア関係者らの試食の際には「まずいと言わないで!」と語り、笑いも誘った。

イベントには実息子で落語家の2代目林家木久蔵も登壇した。

商品は日本テレビ内のショップをはじめ、関東近郊などの高速道路サービスエリアなどでも販売。インターネットでは養老乃瀧のECサイト「養老マルシェ」などでも購入可能となっている。