AV監督の村西とおる氏(75)が21日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を解雇したと20日(日本時間21日)の複数の米メディアが報じた件に反応した。

「水原一平問題、一番聞きたくないことを聞いた。日本人の誇りだった関係が恥となった。信頼した相手に裏切られた大谷選手の悔しさはいかばかりか」と切り出した。

続けて「何をやってくれてんだ、なのだが、不幸中の幸いは本当の意味での女房がいたこと。これまでのように試練をバネに大きく翔んで欲しい、は日本人の願い」とつづった。

村西氏の投稿については「第一報を聞いた時に頭に浮かんだのは永ちゃんだった。OHTANI SANもこれをバネに益々活躍すると思う」「おそらくだけど大谷マネーを狙ったプロの反社組織が夜も寝ないで考え必死になって外堀を狙ったんだろうと思う」「一平さんの奥さんが気の毒です」などのコメントが寄せられていた。

水原氏は、野球を除くスポーツの違法賭博で借金をつくっていたという。エンゼルス時代から大谷の通訳を務め、韓国・ソウルで開幕戦が行われていた前日までベンチ入りしていた。

米ESPNによると、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金された容疑があるという。さらに水原氏は前日の開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白。このような報道が出ること、そして全て自分の責任であることを明かしたとしている。

スポーツ賭博は米国の約40州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法だという。