1月30日に72歳で亡くなった電撃ネットワークのリーダー南部虎弾さんと、同16日に63歳で亡くなったエスパー伊東さんの「お別れの会」が23日、都内で行われた。
電撃ネットワークの公式サイトで「できるだけ派手な服装で」と告知された通り、一般の観客も含めて参列者は喪服禁止。祭壇も、にぎやかなパフォーマンスで湧かせた在りし日の2人を映すかのように、ハート形や人気アニメポケットモンスターのキャラクターの風船があしらわれるなど、明るく送り出された。
エスパーは1月16日にてんかん重積(じゅうせき)で死去した。所属した「オフィス庄屋」社長のビトタケシ(61)が故人をしのんであいさつした。エスパーは、18年に右変形股関節症と診断され、人工股関節を入れる手術を受けた。その入院中に脳梗塞を発症。この時は外科手術でなく、薬で治療。その後に介護施設に移ったという。「最初に手術をしたのが2019年の2月28日で、その後は病院を転々と。手術して、24時間歩いちゃいけないのに『歩き出した』と病院から電話がかかってきたこともありました」と闘病生活を振り返った。「ここに本当は南部さんもいないといけないのに。南部さんと一緒にエスパーを送ろうと話していたのに亡くなって…」。ビトは、立て続けに失った2人を思い、涙で言葉を詰まらせた。
闘病中はコロナ禍だったこともあり、22年1月の時点で1年以上対面できていないと明かしたこともあった。「なかなかお会いできなくて申し訳なかった。連絡はしっかり取っていたので『許して』と伝えたい」。あふれる思いは止まらず、スピーチは予定していた5分ほどの尺を若干オーバー。司会者から「6分すぎてます」とやんわりイジられ、思わず大慌て。和やかな空気に包まれ「今日は明るく楽しく派手に送りたい。集まっていただき感謝申し上げます」と沢山の参列者で一杯になった会場に感謝した。



