TBSは27日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行った。佐々木卓社長は現在放送中の「不適切にもほどがある!」(金曜午後10時)、昨年大ヒットした7月期の同局日曜劇場「VIVANT」などドラマの手応えについて言及した。

同ドラマに佐々木社長は「ハラハラしつつも私が好きな『不適切にもほどがある!』が今週最終回を迎えます。どういう結末なのか楽しみにしております」とコメントした。

龍宝正峰取締役も「配信も絶好調で、全話300万回近い再生数を記録しております。最終回を前に、第1話をチェックすることもあると思いますのでぜひご覧頂きたいです」と手応えを口にした。

また、佐々木社長は2023年度の放送に「今月は今年も東日本大震災から13年、報道番組を中心に防災や減災の取り組みを紹介しました。『Nスタ』でも特集を行い、震災報道を継続することは国民を守る報道機関として重要だと感じております。年明けには能登半島地震もありました。災害報道を継続的に行って、信頼を得たいです」。

昨年大ヒットした日曜劇場「VIVANT」については「累計で3140万人の方にご覧頂きました。魅力のある番組を作れば視聴率の訴求力があると感じさせてくれたドラマでした。コンテンツが終わった後も長生きしていく良いお手本になりました」と手応えを口にした。

2024年は「テレビ番組を強くする」とした上で「アニメの強化、また朝の『THE TIME,』『ラヴィット!』もじりじりと視聴率を上げてきています。2024年はジャンプアップの発射台になるような年にしたい」と意気込んだ。