2019年7月の参院選に立憲民主党から比例代表で立候補し、次点で落選した元モーニング娘。の市井紗耶香(40)が3日、Xを更新。元格闘家の須藤元気参院議員(46=無所属)が衆院東京15区補選(4月16日告示、28日投開票)への出馬表明をしたことによる繰り上げ当選を辞退するとした。

市井は、19年の参院選で立憲民主党公認で比例区から初当選した須藤氏の衆院補選への出馬表明を受け、直筆の文書で「須藤議員が同選挙に立候補した場合、参議院議員の欠員が生じ、名簿順位の次点である私市井紗耶香が当選となる状況です」と説明した上で、「ところで、私は、令和4年1月、とりわけ子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさを痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気付かされ、第26回参議院議員通常選挙立憲民主党公認候補として出馬することを辞退した経験があり、またその後今日まで環境がさらに変化する中で、今回の当選については辞退することといたしました」とした。

「私としては、今後政治活動を再開する予定はなく、第25回参議院議員通常選挙において付託をいただいた皆さまからのお気持ちを、相応しい方に託すことといたしたく皆さまにご報告致します」と真意を説明。「今後も芸能活動等、精一杯頑張って参りますので宜しくお願い致します」と呼びかけた。

なお同参院選での立民比例名簿での市井の次は、元RAG FAIRの「おっくん」こと奥村政佳氏となる。