元サッカー日本代表でタレントの前園真聖(50)が4日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後5時)に生出演。入庁した県職員に訓示を行った際、職業差別と受け取れる発言をしたことなどを受けて、今年6月をめどに辞職を表明した静岡県の川勝平太知事(75)について言及した。

番組内では、川勝知事の過去の問題発言も取り扱った。前園は「失言とかじゃないですよね、前にも言ってるし。多分、失言というよりも、自分が普段思ったことを言っちゃってると思うんですよ」と語った。

6月1日時点で在職していれば、夏のボーナスが支給されると一部で批判されていることについては「ボーナスも欲しいんでしょ。ボーナスもらって辞めますって正直に言ったらいいじゃないですか」と私見を述べた。

川勝知事は3日、県庁で記者会見し、1日に新しく入庁した県職員に訓示を行った際、職業差別と受け取れる発言をしたことなどを受けて、辞職する考えを表明。この言葉を撤回するかどうか記者に再三、問われたが川勝氏は撤回しない考えを示した。

川勝氏は訓示で「県庁は別の言葉で言うとシンクタンク。毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったり、とかいうことと違って、基本的にみなさま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと、発言した。川勝氏は「全文を読んで欲しい」としながらも「一部を取ると差別発言という指摘は確かにそう」と述べた。ただ「撤回はしないのか」と問われると「はい」と明言した。