近藤真彦(59)が7日、パーソナリティーを務める文化放送「近藤真彦 RADIO GARAGE」(日曜午後0時半)に出演し、5月24日から行われる「富士SUPER TEC 24時間レース」でトヨタチームのドライバーとして出場することを発表した。

番組にはトヨタ自動車の豊田章男会長(67)がゲスト出演。会長から告げられる形で発表され、近藤は「やっと言えましたね」と安堵(あんど)の声。乗車するのは研究開発も兼ねているという水素エンジンカーだといい「会長からお話をいただいて、ぜひ乗せてほしいですと言いました」と明かした。

豊田会長は「水素社会実現のためにも話題となり大きなインパクトになるんじゃないかなと思います」と声をかけた。近藤はこれまでカーレースにおいては日産自動車と結びつきが強く、今回の話を受け「いったん、日産の方にも、おうかがいを立てた」とも明かし「そうしたら日産の方もすごくいいことなので、その大会を盛り上げてきてくださいと言われました」と語った。

豊田会長も「我々も車屋なので、クルマで人々を笑顔にする方法しかわからない。今はトヨタのことを考えているだけでは損得エラーになりますよね」と語り、近藤も「これはなかなか言えないですよ。日産さんもトヨタさんも考え方が柔らかくなってきている」と応じていた。