先月31日に第2子の妊娠を発表した、女優でタレントの橋本マナミ(39)が9日、都内でNACK5「森田健作 青春もぎたて、朝一番!」(14日放送、日曜午前6時30分)とニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(22日放送、月曜午後6時20分)の収録に参加した。

6月末から7月頭にかけてが出産予定日の橋本は「あと2カ月くらいになって、安定期です。6月中旬まではレギュラーの生放送仕事だけこなしていこうと思っています。4歳になる長男を妊娠している時はおとなしかったんですが、今回は顔もきつくなるし、つわりもひどい、おなかもキックされます。でも、とても楽しみですね」と話した。

橋本は中学1年だった1997年(平9)に「国民的美少女コンテスト」の演技賞を受賞して芸能界入り。芸能界に憧れたのは、93年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「ひとつ屋根の下」のファンになったことがきっかけだった。

「当時、山形ではフジテレビがネットされていなかたので、母がレンタルビデオを借りてきてくれて、それを見ていました」。NACK5パーソナリティーの酒井法子(53)が「私も出ていました」と言うと、橋本は「兄弟が仲良くて、愛にあふれていて、あの中に入りたいと思っていました。小雪(酒井)、小梅(大路恵美=48)に次いで、小愛(こまな)なんて考えていました。それで、芸能界に入れば、その兄弟の中に入れると思っていました」と振り返った。

13歳で芸能界入りしたが、なかなか役に恵まれずブレークできなかった。「それまでスクール水着しか着たことがなかったのに、グラビアもやりました。でも下積みが15年くらいあって、29歳で“愛人キャラ”で出てきました(笑い)。捨てる物がなくて、どうでもいいやと“手ぬぐい1本でどう隠すか”と考えたら、すごく反響があった」と笑った。

03年にNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」に出演。「でも、せりふのない役でした。せりふのある役で戻って来たいなと思って、日本舞踊の稽古やお芝居のワークショップに通いました。それで2016年の『真田丸』で細川ガラシャのオファーをいただいた時はドッキリかと思いました。だって、バラエティーの愛人キャラで“国民の愛人”のキャッチフレーズでブレークしてたんですよ。まさか(細川忠興の)正室の役が来るとは。でも、ネットニュースで『なんで橋本マナミが正室なんだ』って批判されました」と笑った。

06年には「シオンの桜」で初舞台初主演。「泣くシーンが多かったんですけど。なかなか泣けない。なのに、帰りのファミレスの反省会で大号泣(笑い)。でも、最後は口コミで満員になってくれた。お客さんを生で感じられて、芝居の魅力に取りつかれてやめられなくなりました」と振り返った。

5月31日公開の映画「お終活再春!人生ラプソディ」では納骨堂の職員を演じている。主演の高畑淳子(69)からは、仕事と育児のアドバイスをもらった。橋本は「『旅(公演)にも子供2人を連れていった』とおっしゃってました。希望になりました」と話した。と

パーソナリティーの森田健作(74)は「僕は大河に出たことがない。『いいな』で終わっちゃうけど、勉強になりました。無事に元気な子を産んでください」。橋本は「子供の頃から見ていた方との共演で、最初は緊張しましたが楽しかったです」と笑顔を見せた。