俳優の松尾貴史(63)が11日までにX(旧ツイッター)を更新。大阪維新の会代表で、大阪府の吉村洋文知事(48)が「玉川氏出禁」発言を謝罪したことについて言及した。

吉村氏は3月23日の茨木市で行われた日本維新の会の会合で「今、批判しているね、名前は言いませんけど『(羽鳥慎一)モーニングショー』の玉川とかね。今、批判するのはいいけど、入れさせんとこうと思って」「『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もう、モーニングショーは禁止。玉川徹は禁止と、言うたろうかなと思う」と、2025年大阪・関西万博をめぐり批判的なコメントをしているとして、元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)および同氏の出演番組を名指しして発言。SNS上でも物議をかもしていた。

吉村氏は10日、府庁での定例会見で「これはいくら政治集会の場であっても、僕が言いすぎた。僕が間違っていた。(発言を)撤回して、玉川さんに謝罪します」と反省の弁を述べた。その後、自身のXでも「僕の玉川さんに対する発言ですが、よく振り返って考えてみて、たとえ政治集会での発言であったとしても、僕が間違っていたと思います。不適切な発言だったと思います。発言撤回の上、玉川さんに謝罪申し上げます」とつづった。

松尾は吉村氏の投稿を受け、「『よく振り返って考えてみ』ないとわからないのでしょうか」とチクリ。「あまりに批判が大きくて収拾つかなくなったから通り一遍の謝罪風ポストでガス抜きしようとしているとしか思えません」と私見を述べ、「真っ当な神経なら府知事を辞任しても足りない大失態でしょう」と批判した。