タレント島崎和歌子(51)が、10日放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」(水曜午後11時6分)に出演。テレビ業界の経費削減を嘆いた。

島崎は16歳で芸能界入り。「今ホントにお金ないね。セットって建ててくれないよ?」と現在のテレビ界について語ると、「トーク番組なんてイスとテーブルがあればOK。歌番組のセットなんて作ってくれないでしょ。『ベストテン』とか『トップテン』みたいに、その1曲のためだけにセット作るとか」とデビュー当時と比較しつつ話した。

この日も収録スタジオを見渡すと「っていうか全然スタッフいなくない!? あり得ない」とあまりの少人数に驚いた様子。カメラマンに対しても「カメラさんに申し訳ないけど、こんな据え置き(の無人のカメラ)なんてなかったじゃない? あなたたちも夢持ってこの世界に入って来て、これショックじゃね!? 何これ!」とがくぜんとした。

ともにゲスト出演したタレントの井上咲楽(24)が「スマホでのロケもあるじゃないですか」と当たり前となったスマホ撮影について話すと、島崎は「そんなん持ってこられた日には、なめてんのか?」と憤慨。「確かに今のスマホはきれいに撮れるけど、あれはショック。何のためにこの世界に入ったんだろうって。プロのカメラマンに撮ってもらいたいの!」と力説していた。