ミュージシャンで俳優の浜野謙太(42)が11日、都内で行われた映画「ソウルフル・ワールド」公開前夜祭に登場した。

ジャズピアニストを夢見る主人公、ジョーの日本版声優を務めたが、コロナ禍で劇場公開がかなわず、配信でファンに届けられた。

浜野は「4年前、日本版声優の役が決まって感動し、作品をしっかり見て感動して、ところがコロナ禍で上映せず配信ということになって。こんなに音楽が素晴らしくて面白いものを大画面で、大爆音で聞けたらな、と悔しい思いをした。4年越しで皆さんにお届けできるのが本当にうれしい」とあいさつした。

作品のテーマにちなみ、自身の「人生のきらめき」についてトークし、「ライブ」と「サウンドミュージック」の2つのキーワードを挙げた。「サウンドオブミュージック」のように、家族で音楽を楽しむひとときがあるという。「小5の息子と小3の娘は、踊りたいと思ったら踊り、歌いたいと思ったら歌うんですよね。僕も一緒に入って、妻がピアノを弾いて、千昌夫さんの『北国の春』を歌う。それが僕のサウンドオブミュージック状態」と話した。

8月1日に公開される「インサイド・ヘッド2」を記念し、劇場未公開だったディズニー&ピクサーの名作3作品が2週間ごとに公開されており、「ソウルフル・ワールド」の公開もその一環。