無類のギャンブル好きとして知られるお笑いコンビ、霜降り明星の粗品(31)が12日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が違法スポーツ賭博で借金を抱え、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金したとされる件について言及した。

米大手スポーツ局ESPNが11日(日本時間12日)、水原容疑者が不正に大谷の口座から送金した金額は総額1600万ドル(約24億円)以上であることが判明したと報じた。ブックメーカーとのやりとりのメール履歴によれば、水原容疑者は21年9月に違法スポーツ賭博を開始。1日平均25回で合計1万9000回ほど、1回あたり10ドル(約1500円)から16万ドル(2400万円)を賭け、勝ち額は総額1億4200万ドル(約213億円)、負け額は総額1億8300万ドル(約275億円)で、収支はマイナス4067万8436ドル(約61億円)だったという。

その報道を受け、Xでは「生涯収支マイナス62億円君」がトレンド入り。そのスクリーンショットを添付した粗品はひと言「お兄ちゃん。。。」と投稿した。

粗品は自称「生涯収支マイナス7億円」と公表しており、水原容疑者の違法賭博問題が発生した際は、同容疑者が粗品のインスタグラムをフォローしていたことが明らかになっていた。

また、今月4日放送のTBS系特番「オールスター感謝祭 2024春」で粗品は「優勝したら賞金がもらえるので、水原一平お兄ちゃんのためにも頑張ります」とコメント。今田が慌てて「他人です」と視聴者に呼びかけると、粗品は満面の笑みで「お兄ちゃん」と手を振り笑いを誘った。

ESPNによると、水原容疑者は罰金最大100万ドル(約1億5000万円)と禁固最大30年の両方かいずれか一方の刑罰が科される可能性があるという。

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