山下智久(39)が16日、都内でフジテレビ系「ブルーモーメント」(24日スタート、水曜午後10時)の制作発表会見に出席した。

今作は、気象災害によって脅かされる人命の救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)を舞台に、メンバーの奮闘を描く。 気象学の天才を演じる山下は、「天気の用語を覚えるのが難しくて苦労してます」と吐露。同局連ドラに出演するのは、主演を務めた17年「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rdSeason」以来7年ぶり。民放ドラマの主演は、19年のTBS系「インハンド」以来5年ぶりとなる。「久々のフジテレビさんに帰ってくることができて光栄でうれしい。新しい仲間と作品を作れることもうれしいです」と感謝した。

「コードブルー」シリーズに続き、再び人命救助を扱う作品での主演。山下は「(コードブルー出演時)自分の仕事に対して疑心暗鬼になっている時期があって。医師を目指している役だけど、実際急患が運ばれてくる中でぼくらは何もできなくて。でもオンエアが始まって、ドラマを見て、医者、看護師になろうと思いましたという手紙をもらって」と反響を回顧。「実際に医師や看護師になった人もいて。そういう意味でドラマの持っている影響力、命さえも救うことができるお仕事だと誇りを持たせてもらった。今回も、災害に対する知識や希望を届けられる作品になったらいいなと思います」と呼びかけた。

この日は、原作の小沢かな氏も会見場を訪問。映像化にあたって、話し合いを重ねたといい、山下は「原作にリスペクトを持ちながら、自由にさせていただける土台を作ってくださった」と感謝した。

出口夏希(22)水上恒司(24)岡部大(34)夏帆(32)も出席。