元AKB48メンバーでタレントの高橋みなみが17日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳水原一平容疑者が銀行詐欺容疑で訴追された問題について言及した。

番組では、大谷のチームメート、タイラー・グラスノー投手(30)が大谷の潔白を当初から信じていたとポッドキャスト番組で明かしたことを伝えた。グラスノーが大谷の様子について「(事件が発覚した)直後から、彼が一切関与していなかったってみんな思っていたよ。だって彼は最初に携帯電話を差し出してチェックを求めていたからね。みんなイッペイの方が怪しいって思っていた」「(この事件で大谷が)精神的なストレスを感じているようにも見えなかった」などと話していたことを報道した。

高橋は「本当に信頼していた方の裏切りって精神的にきますし、いつもの自分でいることの難しさって、周りのチームメートの皆さんも感じていたところだと思います」と語り、その上で「でもその中で大谷選手がやっぱりいつも通りのルーティンをこなしながらたのしそうに野球をしているその姿っていうのは、やっぱり『頑張れ大谷!』っていう風に思うでしょうね」と話した。

ESPNは11日(日本時間12日)、水原容疑者が不正に大谷の口座から送金した金額は総額1600万ドル(約24億円)以上であることが判明したと報じた。罰金最大100万ドル(約1億5000万円)と禁固最大30年の両方かいずれか一方の刑罰が科される可能性があるという。

ブックメーカーとのやりとりのメール履歴によれば、水原容疑者は21年9月に違法スポーツ賭博を開始。1日平均25回で合計1万9000回ほど、1回あたり10ドル(約1500円)から16万ドル(2400万円)を賭け、勝ち額は総額1億4200万ドル(約213億円)、負け額は総額1億8300万ドル(約275億円)で、収支はマイナス4067万8436ドル(約62億円)だったという。