19日に放送されたフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)で、不当な口コミが削除されず利益が侵害されたなどとして、医師らが米IT大手のグーグルを集団提訴した件が報じられた。

グーグルが運営する地図サービス「グーグルマップ」では、例えば診療科目と地名を入力すると周辺の医療機関が表示される。クリックすれば診療時間や住所などが確認できるほか、「クチコミ」投稿や「評点」も付けられる。原告団長の医師によると「中傷や侮辱のほか、勝手に『閉業』にされるなどの営業妨害を受けている」という。原告の弁護士からは「不利益を受けているのに、グーグルが何も責任を負わないのはおかしい」との声も出ていた。

この件についてMC谷原章介は「誰にも書き込みができる。情報の正確性にバランスを欠いているというがバラつきもあって、すごく確度の高いものもあれば、嫌がらせに近い情報もある」と現状を指摘した。

コメンテーターで、戦略アドバイザーの唐木明子氏は、「見たいという気持ちは分かる。我々が見る時に、すべて真実じゃない。個人の感想かもしれないと、冷静に見る必要がある」と話していた。