カンテレ・フジテレビ系「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)に出演中の若葉竜也(34)が話題を呼んでいる。

15日の初回放送後、X(旧ツイッター)では「♯アンメット」がトレンド世界1位を獲得したが、中でも「三瓶先生」こと若葉の自然で奥深い演技が際立ち、「若葉竜也」「三瓶先生」など関連ワードもXで浮上。若葉の地上波連ドラの出演は珍しいだけに「世界に知られてしまったか」「あの独特の距離感はあの人でないと無理」など、視聴者に強烈なインパクトを残した。

初回放送を終え、若葉は「見終わったあとの満足度がすごかったです。もちろんもっとブラッシュアップできるところも見つけたので、そこをもっと研ぎ澄ましたいと思いました」と、コメント。「映像として見ると、文字で書かれた世界からはみ出していく役者さんの姿とか、濃度の煮詰まり方とかが、本当にすてきでした。撮影監督のアングルの切り方やライティングとかもすてきで…すごく迫力がありました」と感慨。レアな民放連ドラ出演に注目度も高いが、本人はそんな声に気負うこともなく、役を演じるにあたっても特に意識していることはないという。

自身の思う今作の魅力について「簡単には言えないのですが…」としつつ「僕は、“思い出し笑い”がすごく好きで、今目指しているものは、そういったもののような気がします。あとで思い出して笑ってしまうっていう、いわば記憶に焼きついた衝動で、それが好きなんですよね。10年後でも20年後でもいい、何なら『アンメット』っていう作品名を覚えていなくてもいいので、『こんなドラマがあったな』『こんなセリフがあったな』って思い出して、それがお誰かのお守りみたいになったら…」と願った。

22日放送の第2話では、右脳を損傷したことで重い後遺症が残った少年を前に、ミヤビ(杉咲花)が自分にしかできない治療を追い求め、わずかな光に向かって懸命に進んでいく患者に寄り添う姿が描かれる。

2話のラストから3話冒頭のシーンは、若葉と本作のプロデューサーと深く話し合ったシーン。「『三瓶の“人間”をみたい』とおっしゃっていて。ネタバレになるので詳しく言えませんが『それなら〇〇してるように見えたらどうですか?』と、僕から一つ提案させてもらいました。1話を見て面白いと感じた方が、続く2話も見てくれたらいいですね」と“見どころ”を挙げた。