俳優吉田栄作(55)が22日、フジテレビ系列「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。人気絶頂で渡米した経緯について話した。

月曜レギュラーのお笑いタレント伊集院光(56)から「僕らからしたら、あの全盛期に突然米国に行く、って、ありえない。米国に行って大変だったでしょ」との質問が出た。

吉田は「僕、3年行ったんですけど、やっぱりあの3年は良かったなぁと、つくづく思いますね」と話し「26歳だったんですけどね(米国に)行ったときは。若い時の経験は今になって本当によかったなぁと思います。米国横断もしたんですよ、車で」と話すとスタジオは「おお~」と沸いた。

MCハライチ岩井勇気(37)から「何かツテがあったんですか?」と問われて吉田は「その数年前にデュエットソングのレコーディングで行ったときに、ここにこようと思っていた」と話した。女優仙道敦子(54)と吉田の名前それぞれの頭文字「NOBUKO」「ASAKU」をとって「NAO」名義で「今を抱きしめて」を歌った。93年、米ロサンゼルスでレコーディングした。曲はYOSHIKIが手がけた。

吉田は「海があって、休めて、勉強もできるじゃないですかハリウッドもあるから、ある程度挑戦もできるかな、と思って、なんとなく世界地図をみたら米ロスだった」と渡米の動機について語った。

伊集院から「でも、止められたでしょ?」との問いには「でも思い立ってすぐ行ったんじゃなくて、『もう誰も愛さない』というドラマが僕、22歳のときだったんですけれども、それが終わったぐらいからずっと考えていた」と話し「近い将来、休業しようと考えていた」と話し、所属事務所を説得し、スケジュールも4年かけて入念に調整したという。