弁護士で俳優の本村健太郎氏（57）が22日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に生出演。

「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺のマニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み現金をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた被告の女（25）の判決公判について言及した。

名古屋地裁は22日、渡辺真衣被告（25）に懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡した。検察側は懲役13年、罰金1200万円を求刑していた。

本村氏は13年の求刑が9年になったことについて「裁判官がそれなりに情状を考慮してくれた」と切り出した。

続けて「例えばですけど、渡辺被告が今回詐欺で得た1億5000万円、これを全部懐に入れた、金銭欲によるものではなくて、そっくり右から左にホストへの支払いに充てていると。逆に言うと、ホストから利用されたという立場でもあったと。その点を考慮した可能性が高い」と解説した。