井ノ原快彦(47)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season7」(水曜午後9時)の第6話が8日放送され、平均世帯視聴率が9・0%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・8%だった。

season7のテーマは多様性。中村梅雀(68)から深川麻衣(33)向井康二(29)ら加入3年目の若手メンバーまで、個性豊かな特捜班が多様性を増す事件に向き合っていく。

◆第6話あらすじ

廃工場で目を覚ました特捜班刑事青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、ギョッとする。2人の手はなぜか手錠でつながれており、警察手帳、携帯電話、手錠の鍵まで何者かに奪われていた。

その日、特捜班は朝から建設会社社長大槻道長(林和義)が殺害された事件の捜査を開始。第一発見者でもある船岡達郎部長(六角慎司)によると、最近、被害者とトラブルがあったのは2人。1カ月ほど前に退職した元社員の浪口正徳(倉沢学)と、会社の金を使い込んで解雇された息子の純也(滝川広大)だった。浅輪直樹主任(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)は浪口、小宮山志保(羽田美智子)と高尾由真(深川麻衣)は純也を調べることとなり、青柳と矢沢は会社周辺の聴きこみへ。すると、社員である勝呂文平(高橋努)の不審な行動が浮上。2人で勝呂を追跡していたところ、何者かに殴られてしまい意識を失ったのだった。勝呂が夕刻発のカナダ行き航空券を所持していたこともあり、青柳たちは一刻も早く廃工場を出て勝呂を追わなければと焦るも、手錠が邪魔して追跡に大苦戦。

一方、青柳たちと連絡が取れないことを心配した直樹は、2人が勝呂を追っていたことを察知。ところがその直後、突然、直樹たちの前にひとりの女性が出現。高峰千尋(佐藤江梨子)と名乗る彼女は「自分が社長を殺した」と言いだすが…!?