俳優、アーティストの其原有沙が、23歳の誕生日の24日に東京・新宿LiveFreakで2度目のワンマンライブ「Arisa Sonohara Colorful Live Vol.2」を開催する。直前の21日に、同ライブのために書き下ろされた新曲を配信リリースすることが16日、決まり、都内で取材に応じた。

タイトルは「Today Is A Special Day」で、23年12月リリースのファーストミニアルバム「phosphorus」に収録された表題曲「phosphorus」を手がけたYuto Iizuka氏が作詞・作曲を担当。其原自身、初の配信リリースとなる。

楽曲は、乙女の切ない恋心を描いた。其原は「一年中、どの季節に聞いても、恋する女の子にピッタリの曲。作詞したわけじゃないけれど、自分の気持ちをなかなか伝えられない、私の性格を知っているかと思うくらいピッタリ。(歌って)気持ちが入った」と曲に自らを重ねた。

ミュージックビデオは梅雨時期だった7月上旬、日本で唯一晴れているという理由で、沖縄に日帰りの弾丸移動で向かい、撮影を敢行。プライベートも含め、人生で初の沖縄だったが、海辺で撮影し「ワンピースのまま、何度、海に入ろうかと思った。リベンジで、必ずまた行きたい」と思える思い出の地となった。

もうすぐ23歳だが、2歳で芸能界入りし芸歴は約21年と長い。12歳だった14年7月に加入し、16年7月の解散まで所属したアイドルグループ「乙女新党」では「何も怖くない」(其原)はっちゃけたキャラがトレードマークだった。それが解散後、ソロで活動を続けて8年。舞台を軸に活動を続けたきたが、大人になった今「何で、こんなにと不思議になる」と口にするほど、緊張するようになってしまったという。

都内で上演中の舞台「collar×Malice-deep cover-」でもヒロイン星野市香を演じるが「大人になり、グループの時を振り返ると、失礼な発言をしていたなとか、スタッフ、メンバーにも迷惑をかけていたと気付くようになった」と、成長して自分を省みることが、かえって心にブレーキをかけている部分もあると吐露。何より「自分の芸歴を言うのが嫌」だという。仕事の現場で共演者はじめ周囲に明かすと「そんなに、やっているの?」「先輩!? すみません」と言われるのが「気まずくて…」と、プレッシャーを感じてしまうという。

それでも、京王電鉄が13年度からスタートした「プラットガール」に、22年10月に就任し、もうすぐ3年目。京王電鉄の顔となり“大人の其原有沙”としての認知度も高まっている。

そうした中で迎える誕生日ライブを前に「緊張した誕生日は、嫌です。私も緊張とか、ドキドキしている場合ではない」と意気込んだ。舞台「collar×Malice-deep cover-」にも、既に先行販売している誕生日ライブのグッズを身に付け、駆けつけるファンがおり、背中を押されている。

2月に同所で開催した初ワンマンライブから、半年。「しっかりとした準備をして、前回よりも、いいものを届けなきゃいけないと思っております。ライブハウスで(ファンとの)距離も近い。昔の自分に戻るかのように、はっちゃけられたら」と、自らに言い聞かせるように覚悟を口にした。【村上幸将】

◆其原有沙(そのはら・ありさ)2001年(平13)8月24日生まれ、東京都生まれ。2歳で子役デビューし、雑誌広告やテレビCMに多数出演。14年7月から16年7月まで「乙女新党」のメンバーとして活動。16年4月~23年3月まで、NHK Eテレで放送された「すいエんサー」では、すいエんサーガールズとして出演。18年にテレビ東京系「ウルトラマンR/B」に湊アサヒ役で出演。23年に始動したメディアミックス音楽プロジェクト「ウタヒメドリーム」では、メインキャスト真白清美役を演じる。