プロレスラーから映画俳優に転身したザ・ロックことドウェイン・ジョンソン(53)が、米映画「スマッシング・マシーン」で日本で1997年に発足して人気を博した総合格闘技イベント「PRIDE」で活躍した実在する伝説的格闘家マーク・ケアー氏を演じ、大絶賛されている。
「スマッシング・マシーン」は1日にベネチア国際映画祭でワールドプレミアされ、15分間に渡るスタンディングオーベーションを受けて感極まったジョンソンが涙を流す場面もあった。
日本を舞台した同作は、女優エミリー・ブラント演じる恋人との関係を軸にケアー氏の精神的な葛藤を描いている。ジョンソンは役作りのため13キロ増量し、特殊メークを施して臨んだ。
カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズをはじめとする大作で活躍してきたジョンソンは、米経済誌フォーブスが発表するハリウッドで最も稼ぐ俳優ランキングで2年連続首位に輝いているが、これまで賞レースとは無縁だった。しかし、同作はベネチアでベニー・サフディ監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞し、早くもオスカー候補の呼び声も上がっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



