23年に脳腫瘍のため28歳の若さで亡くなった、元プロ野球阪神外野手の横田慎太郎さんの生涯を描いた映画「栄光のバックホーム」(秋山純監督、28日公開)が1日、都内で開催中の東京国際映画祭で公式上映された。

横田さん役で主演の松谷鷹也(31)は「今、慎太郎さんに、かける言葉は…出会った4年は、僕にとって宝物のような時間でした」と言い、涙した。

母まなみさん役でダブル主演の鈴木京香(57)は実の母のように松谷を気遣い、背中をさすった。「鷹也君が慎太郎さんでいてくれた。役を考え、お芝居に悩むよりも、こんな頼もしい青年と誇らしく思うことができた」と感謝。製作総指揮の幻冬舎フィルム見城徹社長(74)は「映画を作ろうと思ったのは3年前。眠れぬ夜を過ごした。何回、見ても涙が止まらない。良い映画ができたと思う」と感無量の表情を浮かべた。