歌手の荻野目洋子(56)が11日までにX(旧ツイッター)を更新。86年4月に18歳で亡くなったアイドル岡田有希子さんを念頭に置いたとみられる長文を投稿した。

荻野目は、岡田さんの菩提寺があることでも知られる愛知県愛西市を訪れたことを報告。「昨年は長いツアーで時間が取れなかったけど、大切な人のお墓参りに。あと半年程で40年。お寺を訪れる度に、止まったままの時間と、進んでいる状況を考える。生きていたら私達、今頃どんな会話してるかな、って」と思いをはせた。

「関わった時間は2年と少なかった。でも、人との関係は数字じゃ計れない。年齢が上とか下とかも関係ないし どっちが凄いとか凄くない、って話でもない。あの時、お互いの純粋な仕事への思いに共鳴し合っていた気がする(あれだけの競争業界で!)。それが尊い… 私の中では俗に言う『友達』のイメージよりも、軽々しく友達と呼びたくない、そんな距離感だったと思う」と、同じ業界で切磋琢磨した故人との関係についてつづった。

続けて「だから実際のところ、多感な時期に訪れた、突然の別れに心の整理がつかないまま、ずっと自分だけが歳を重ねてきた。他の事は断捨離できても、この感情をどうやって受け止めればいいかわからないまま、人に預ける事も出来ずに持ち続けてきた『壊したくない記憶』だった。だから多くを語る事を避けてきたし、これからも他では安易に語る事もないと思う」と若くして急逝した故人との別れについて多く語ってこなかった理由を説明した。

それでも「月日を重ねてようやく思える。だから、前に進むしかないんだって。その時は答えが見つからなくても、まずは動くように。(←それが供養になると、書いてみてまた気付いた)」と思い至った現在の心境を記し、「もちろん、止まって考える事もあるんだけど、駒を進ませて行く事で、ふとした瞬間に思い出しても、何故あの時?と問いかけずに、心で『また会おうね』って言えるくらい前向きな気持ちに、今はなってきた気がする。すごく、時間がかかったけど」とつづった。