演歌歌手天童よしみ(71)が27日、東京国際フォーラムで公演「昭和100年記念・100曲コンサート」を行った。

昭和音楽のヒット史から100曲を選択。2回の休憩を入れながら5時間以上をかけて約5000人に披露した。

第2部は「ブルー・シャトウ」で幕を開け、5人組コーラスグループ「ベイビーブー」が天童の脇を固めた。野口五郎(69)の「オレンジの雨」では本人がギターを手にステージに登場した。

野口は「小5の時の『ちびっ子のど自慢』から知っている。(天童がデビューするきっかけになった歌番組)全日本歌謡選手権はテレビで見ていた。その時に僕は既にデビューをしていて、頑張れって応援をしていたんだ。だから聞いていて涙が出そうでした。お互いにデビューをしたけど、最初はうまくいかなくて…」と“戦友”としての思いを明かした。その後に「私鉄沿線」を2人で歌唱した。

天童はMCで「歌っていても涙が出っぱなしです。50歳になると音程もね。でも年齢はどうすることもできませんから。みんな一緒ですよ」。その後で「今日の100曲をやる達成感。それはオリンピックと一緒です」と胸を張った。

2部の最後は「東京キッド」「悲しい酒」など美空ひばりの曲を続けた。小学生の時、大阪・新歌舞伎座の舞台で共演をして以来、憧れ続けた“昭和の歌姫”の歌で計63曲に達した。

【松本久】