作家の若一光司氏が18日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜午後3時50分)に出演。14日にJR福知山線川西池田駅(兵庫・川西市)近くの踏切が作動しないまま、始発から電車6本が通過したトラブルについて、JR西日本の対応を批判した。
14日午前6時20分ごろ、上り普通電車が通過する手前で運転士が踏切を横断する人影に気付き、非常停止。同社が調べたところ、14日の始発から遮断機や警報機が作動していなかったことが判明した。非常停止した電車には乗客約40人が乗っていたが、けがはなかった。通行人や車両との接触はなかった。電車の接近を検知する踏切などの設備に不具合が見つかったという。
同社の倉坂昇治社長は18日の記者会見で、「重く受け止め、安全性の向上に努める」と謝罪した。
若一氏は「故障箇所の黙認は難しいかもしれないが、安全チェックは日常的にやるべきこと。過去のデータを見ても、鉄道事故で死亡事故の発生件数が多いのは踏切。二重三重の安全装置を準備して用意しているが、通行人がいたのに気づいて電車が止まった。まさにひかれる可能性があった。全く安全確認ができていない。近辺で工事があれば、始発電車を走らせる前にその安全性を確認するのは基本動作だと思うがそれができていない」と批判した。
さらに、同社が「原因をある程度、推定、確認して公表したため」として、約28時間後の15日になって第一報を公表したことについて「精密な原因がわからないとしたら、類似事例が同時に起こることも否定できない。とすれば、真っ先にやるべきことは注意喚起です」とぴしゃり。「注意情報を出していなかったのは大問題」と厳しく批判していた。



