28日にLeminoとWOWOWで放送開始するドラマ「ストーブリーグ」に出演する女優長濱ねる(27)がこのほど取材に応じ、初挑戦となる球団フロントスタッフ役への思いを語った。韓国で高視聴率を記録して話題となった同名作の日本版で、万年最下位のプロ野球チームを競技未経験のGM(ゼネラルマネジャー)を中心に立て直すスタッフたちの奮闘を描く。長濱は主演の亀梨和也演じるGMと衝突しながらも、強い責任感と情熱で愛する球団「ドリームズ」再建に奔走する編成本部長、蒔田理紗を熱演する。

撮影までは野球にあまり詳しくなく「今まで人を束ねる立場になったことがなかった」と血気盛んに球団のために突き動く理紗役に最初は苦戦した。亀梨をはじめ、周囲のサポートで徐々につかんだといい「働くことの美しさ、好きなものを守る熱さにとても共感しました。裏側を知ることができ、今は野球にとても興味が湧いています」と笑顔で振り返った。

監督は「おっさんずラブ」を手がけた瑠東東一郎氏。アドリブも多く、それぞれが自然な反応で繰り出す演技も見どころだ。長濱は「どう対峙(たいじ)すればいいのか悩みましたが、頭でっかちにならずに周囲に委ねることが大切なんだと感じました。演じていて残った感情をできるだけピュアに演じることを心がけました」。部下役の葉山奨之(30)とのかけ合いはほほ笑ましく「アドリブばかりでしたね(笑い)。どうすれば2人の関係性が楽しんでもらえるかを監督とも考えながら試行錯誤して。(葉山が)『いかに私を笑わせるか。困った表情を引き出すように』と徹していたらしいです。とても懐の大きい方で、私も遠慮なくいけました」と明かした。

ドラマには野村萬斎、INIの木村柾哉、板尾創路、勝地涼、剛力彩芽、吉田鋼太郎ら豪華キャストが出演。29日からは日本ドラマ初の韓国地上波での放送も行う。日本や韓国のプロ野球開幕のタイミングでもあり、長濱は「ドラマを見て、これまで野球に関心がなかった方も盛り上がっている波に混ざっていけるような作品になったらいいですね」と願った。【松尾幸之介】