お笑いタレント間寛平(76)が16日、大阪市の生國魂神社で開幕した上方落語の文化祭&ファン感謝デー「第33回彦八まつり」(17日まで)で浪曲を披露した。
寛平はイベントのオープニングを飾る「いぶし銀の会」に登場。落語家の桂福団治、桂吉坊が落語を披露し、寛平は浪曲「けんか安兵衛」を披露した。
マイクを持ってさっそうと登場するなり、100万枚のヒットを記録した「ひらけ!チューリップ」を歌唱すると、「アヘアヘウヒハのバラード」「ヘビおんな物語」も歌って、つかみはばっちり。満を持して浪曲に臨むと、顔芸やオーバーアクションで笑いを取ったが、気合が入りすぎたか、演台を力強くたたいてテーブル掛けもろとも前に吹き飛ばすハプニング。「すんまへん。すんまへん。ほんとうにすんまへん」と平謝りし、笑いを誘った。
気を取り直した寛平は「どこまで行ったか分からんから最初から」とやり直し、「ばあさん、水だ!」と叫ぶシーンでは、スタッフがペットボトルを持って下手から乱入するなど新喜劇さながらのやりたい放題。若干、趣の違う浪曲ながらも爆笑の渦に巻き、「安兵衛も疲れたけど、ワシも疲れたぞ。お粗末様でした。ありがとうございました」と締めくくった。
公演で浪曲を披露するのは21年の「間寛平 芸能生活50周年+1記念ツアー『いくつになっても甘えん坊』」以来。今回のネタは、三波春夫さんが好きで40~50年前に車でよく聞いていて覚えたという。
いつもは15分、立ったままでするネタだが、今回は実行委員長の月亭方正から「20分やってくれ」と持ち時間を指定され、「延ばさなアカンと思って、アヘアヘウヒハ入れたんですけど」と笑った。
演台を吹き飛ばしたハプニングについては「興奮して突いてしまった」と苦笑いだったが、方正から「ハプニングもちゃんと笑いに昇華させて、やっぱり寛平さんってエンターテイナーやなって袖で見ていて思いました」と絶賛されていた。



