タレント羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(50)らが詐欺罪などに問われた未公開株売買事件の公判でうその証言をしたとして偽証罪に問われた元歯科医徳永数馬被告(50)の控訴審判決で、大阪高裁(的場純男裁判長)は20日、懲役1年6月、執行猶予3年とした1審大阪地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

 弁護側は1審に続き、無罪を主張していた。

 徳永被告は2008年、羽賀被告らの公判で、株を買った男性が元値を知っていたとの趣旨の証言をした。これが決め手となり、大阪地裁は羽賀被告らに無罪判決を言い渡した(2審は逆転有罪)。