映画専門チャンネル「衛星劇場」は、20周年記念スペシャルドラマ「三国志」を18日から放送する。同チャンネルは邦画や洋画、韓流、歌舞伎などあらゆるジャンルの映画・ドラマを、スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTVなどを通じて24時間全国に配信している。

 「三国志」は約400年続いた漢朝の末期から、魏・蜀・呉が中国大陸を三分し、晋が統一するまでの約100年間を描いた作品。曹操、孫権、劉備ら武将、軍師の諸葛亮ら300人を超える英雄たちが登場する。日本では吉川英治の小説、横山光輝の漫画、テレビの人形劇などで親しまれてきた。最近では曹操軍VS孫権・劉備連合軍の「赤壁の戦い」を描いた映画「レッドクリフ」が大ヒットした。

 今回放送される作品は、100年間の歴史を描いた完全版で、10年に完成。「群雄割拠編」「中原逐鹿編」「赤壁大戦編」「荊州争奪編」「奸雄終命編」「天下三分編」「危急存亡編」の7部構成で、全95話と見応え十分だ。

 毎週月曜午後9時から11時まで、各回2話放送。