日本テレビ系「24時間テレビ

 愛は地球を救う37」のチャリティーマラソンで8月31日、TOKIO城島茂(43)が101キロを完走した。午後8時48分32秒、メーンパーソナリティーの関ジャニ∞らが待つ東京・北の丸公園の日本武道館でゴールテープを切った。

 同30日午後7時7分、神奈川県内のスタート地点を飛び出した城島は、ひざの痛みを訴え、休みを取りながら、ゆっくりとしたペースで武道館を目指した。しかし、残り5キロでギアチェンジ。練習の1キロ8分ペースよりも速く走り始めた。「(放送時間に)『間に合わないかも』と聞いて、気が付いたら走っていた。すごく痛かったけど、間に合わなかったらメンバーに顔向けできないと思って」。

 残り3キロを切ると、TOKIOの他の4人のメンバーが合流し、テーマ曲「サライ」の大合唱の中、武道館に入った。城島は5人でゴールすることを望んだが、4人から「1人で」と促され、そのままテープを切った。関ジャニ∞大倉忠義(29)は「関ジャニの番組だからということでした。(TOKIOから)人を思いやることを教えられました」と話した。

 ゴール後、祝福された城島は疲れた様子も見せず、「40代も、まだまだ捨てたもんじゃないと、世の中のお父さんが思ってくれたら。タクシーを呼ばなくて良かった」。同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」で農業指導を受け、今年6月に白血病で亡くなった福島県浪江町の恩人、三瓶明雄さん(享年84)のことも思い、「今ごろ見ているかな。報告しても『まだまだ』って言われそう」と充実の笑顔で話した。