アイドリング!!!菊地亜美(24)が24日、東京・NHKホールで行われたライブでグループから卒業し、約6年半の活動を終えた。

 ぶっちゃけ発言を武器に、多くの番組に出演する明るい“バラエティー班”だったが、この日は涙はこらえきれなかった。先輩、同期、後輩から手紙やメッセージが寄せられると、照れ隠しにツッコミを入れつつも、何度もタオルで涙を拭いた。「卒業する実感がなかったけど、歌いながらだんだんと込み上げてきました。明日からアイドリング!!!じゃないんだと思うと寂しい」と明かした。

 この日は「あみみ」尽くしだった。自らデザインした衣装で登場し、曲目も自分で考えた。「ありきたりなのはイヤ」と、7月のフジテレビ系「27時間テレビ」でSMAPが行った45分間ノンストップライブを参考に、15曲を約50分にわたるメドレーで披露するなど全曲に参加した。

 卒業後のライバルは売れっ子の小島瑠璃子(20)という。「卒業しても使ってください」と猛アピールすれば、ファンにも「1週間見ないと、消えたと言われるので頑張ります」。笑顔でステージを去ると、大型ビジョンに「明日Yahoo!ニュースに載るといいな■」と掲示するなど、最後までちゃめっ気たっぷりだった。※■はハートマーク