森友学園への国有地売却に関する財務省の文書改ざん問題を巡り、佐川宣寿・前国税庁長官(60)の証人喚問が27日、参院の予算委員会で行われた。
佐川氏は自民党の丸川珠代氏から、森友学園に国有地を売却する取引に関して、安倍晋三首相と昭恵夫人から何らかの指示はあった? と聞かれると「貸し付け契約、売り払い契約が実質的に結ばれた(平成)28年6月半ばまでは、理財局におらず現場で対応はしていない。経緯について勉強し、局内でも聞いたが総理、総理夫人の影響が一切、あったとは考えていない」と答えた。
昭恵夫人が、森友学園の名誉校長であることが、書き換えなどに影響を与えたか? と聞かれると「(国有地売却は)不動産鑑定(の評価)に従ってやった」などと語った。
「なぜ夫人の名前を書き換えで削除した?」という質問の際、初めて後方に控える弁護士に助言を求め「経緯そのもの…訴追の恐れがありますので答弁を控えさせていただきます」と答えた。
「取引に総理、夫人は関わっていないと断言できる?」と聞かれると「昨年、勉強し書類を読んでいる中では影響はございません」と、安倍首相と昭恵夫人が関わっていないことを強調した。

