新型コロナウイルスの感染拡大を受け、体温計や体温計に使われているボタン電池の品薄状態が続いている。

中国の工場で体温計の生産を行う電気機器メーカーのオムロンの担当者は「昨年3月期と比較して、出荷を2倍に増やしています」と明かす。例年は「インフルエンザが流行する前の12月~1月がピーク。今の時期は落ち着いているのに」と話した。これ以上の増産は難しいとしたが「1日でも早く皆様のお手元に届けられるよう対応していきます」と話した。

また、ボタン電池の品薄について、関係者は「体温計の電池交換の方法も多くの人が知ったことで、電池の需要も急増したのでは」と分析する。

ボタン電池などを製造する電子部品メーカーの村田製作所の担当者は「電池の中でも特に(ボタン電池の規格である)LR41が品薄だと認識している」と、体温計の多くに使用されているLR41の需要急増に対応するとした。また、電機メーカーのパナソニックも「従来比の2割~5割の増産を目指します」と対応を急いでいる。