国民民主党の小沢一郎衆院議員は5日、麻生太郎財務相が日本で新型コロナウイルス感染症による死者が欧米主要国に比べて少ない理由について「民度のレベルが違う」などと発言したことについて「これぞまさしくナチスの発想」と、指摘した。

小沢氏は、ツイッターで麻生氏の発言に言及。「これぞまさしくナチスの発想。憲法改正はナチスの手口に学べとか、ヒトラーの動機それ自体は正しかったとか言うだけのことはある。そもそもこんなレベルの人物が副総理で、他国の民度云々などと偉そうなことを言えるのだろうか」と批判。「五輪開催国なのに、世界中に報道されてしまって、国益を損なわないのか」と懸念を示した。