将棋の第33期竜王戦3組ランキング戦決勝、杉本昌隆八段(51)対藤井聡太七段(17)の師弟対決が20日、関西将棋会館で行われている。公式戦での師弟対決は2度目。約2年3カ月ぶりの師弟戦は午後6時前に夕食休憩に入った。ここまでの藤井の消費時間は3時間29分、杉本は3時間22分。形勢はほぼ互角の状態が続いている。

藤井は夜の勝負メシに関西将棋会館1階のレストランイレブンの「バターライス」(900円)を注文した。サラダ、スープ付きで、卵、エビ、タマネギ、ピーマン、マッシュルーム、ご飯などをマーガリンで炒めた同店の人気メニュー。藤井はキノコ類が苦手なため、マッシュルーム抜きの「藤井スペシャル」を注文した。

一方の杉本は同店の「珍豚美人(ちんとんしゃん)Aセット」(1400円)を注文した。山形県産の豚の天ぷらに自家製のゴマだれがかかっている。ご飯とみそ汁付き。杉本は昼食の「うなぎ丼」に続き、夕食もがっつり系で、気合を入れた。

持ち時間は各5時間。夕食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。