7月に芸能界から引退した木下優樹菜さん(32)から、どう喝まがいのダイレクトメールを送られたり、SNSへの投稿があったとして、都内のタピオカ店経営者が訴えた損害賠償請求訴訟の、第1回口頭弁論(松本真裁判長)が2日、東京地裁で開かれた。

この日は原告側、被告側ともに代理人弁護士が出廷した。この件では、木下さんがインスタグラムに、姉が勤めていたタピオカ店のオーナーから給料や給与明細をもらえなかったなどと投稿した上、オーナー側にどう喝まがいのダイレクトメールを送ったとされている。

裁判所からは、その事実について原告側に問う場面があった。原告側がその件に対し、書面を提出する旨の方向性を示して、この日の口頭弁論は終了した。

木下さんの代理人弁護士は、報道各社の問い掛けに無言を貫き、軽く手を挙げてからタクシーに乗り込み、東京地裁を後にした。