舛添要一前東京都知事(72)が7日、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が女性差別と受け取れる発言をした問題で、会長職を“辞められない理由”について私見を述べた。

舛添氏はこの日、ツイッターを更新。「五輪は巨額のカネが動く。日本は準備に2兆円、儲けの目論見は33兆円。アスリート・ファーストなどと綺麗事を言っても、所詮はカネだ。菅義偉、大臣病の政治家、電通、スポーツ団体、財界に命令し、利権の調整と配分が出来るのは森喜朗しかいない。だから辞められない」と指摘した。

続くツイートでは「政財界、スポーツ界などの人脈を縦横無尽に活用し、様々な利害を調整出来るのは森喜朗しかいない。安倍晋三も菅義偉も反対できない。それに対し、猪瀬直樹や舛添要一は屁の突っ張りにもならない。使い途の無い者は御用済みとなる。五輪は純粋なアスリートから腹黒い利権屋までが動く一大イベントだ」と持論を展開した。