菅義偉首相と、立憲民主党の菅直人氏による現役総理と元総理の「菅VS菅」初対決が22日の衆院予算委員会で実現した。

菅氏は冒頭で「漢字でいうと菅さんと私は同じ。かつては時折、混同もされましたが、総理が総理として活躍されていますので、そういうことも少なくなっている」と軽いジャブを放った。

2011年3月の東日本大震災発生時に民主党政権で総理大臣を務めた菅氏は、危機管理の面でコロナ禍対策重ね合わせ、政府の対応や施策を批判した。その上で菅首相に対し、立民の枝野幸男代表と初の党首会談を迫った。

具体的に回答しない菅首相に対し、菅氏は「イエスか、ノーで」と詰め寄った。菅首相は「必要であれば、当然お願いすることはありえると思います」とかわしたが、「今まさに必要な時」と菅氏は指摘した。