全裸でパトカーのボンネットや屋根に上って踏みつけ、車を破損させたとして、茨城県警水戸署は26日、自称インドネシア国籍で鉾田市の自称農業手伝いデニー・ピエトルソン・マカガンサ容疑者(39)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕した。県警によると、「壊したことに間違いない」と容疑を認めているという。

水戸署によると、逮捕容疑は26日午前7時25分ごろ、大洗町磯浜町の路上で、停車中の茨城県警のパトカーに上って、ボンネットや屋根部分を損壊した疑い。

署によると、26日午前7時5分ごろ、「実父が殴られている」との110番通報があった。水戸署の警察官が現場へ到着後、服を身につけていない容疑者が停車したパトカーの上に上って踏みつけるなどし、県警のパトカー1台を壊したため、取り押さえた。

パトカーを壊す前に、別の車に乗っていた人に暴行を加えた疑いもあり、署が関連を調べている。