印象戦略コンサルタントの乳原(うはら)佳代さんがイマイチ盛り上がりに欠ける立憲民主党の代表選挙について、その原因を解析した。診断した結果、乳原さんは「4人とも資質は良くてらっしゃる」とホメあげた上で「みなさん自分の武器をちゃんと分かっていない」と“ちょっと惜しい面々”であることを嘆いた。

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<泉健太政調会長(47)>

さすがに「小学生のころから政治家になりたかった」と話すだけあって、顔つきや表情が際立っていますね。スポーティーで短くまとめた髪形、太いまゆ毛とセットになった目力の強さは面と向かった相手が思わずひきこまれてしまう。4人の中では1人だけ北朝鮮による日本人拉致問題に思いを寄せるサックスブルーのブルーリボンバッジをつけていて泉さんの持つ国家感を示せたのは素晴らしいことです。ただし、服装はやや意味不明。ネクタイにストライプ柄を多用していて、シャツもカジュアルなボタンダウンを好んで着ています。「カジュアルなら有権者の支持を集められそう」と思われる思考回路が単純過ぎる。惜しいですね。