元大阪市長の橋下徹氏(52)が2日、コメンテーターを務めるフジテレビ系の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に生出演し、1日に死去した作家で元東京都知事の石原慎太郎さんを悼んだ。12年11月、日本維新の会を率いていた橋下氏は太陽の党を設立した石原さんと合流。一時は共同代表としてともに歩んだが、その後、袂(たもと)を分かった背景について明かした。
橋下氏は「考え方の違いはありました。飲みながら大激論になったこともあった。最終的に戦争を経験した者と経験していない者の考え方の違いもたくさんあった」と話した。
14年、野党再編をめぐり石原さんは橋下氏と袂を分かち、同8月に自主憲法制定を基本政策に掲げる次世代の党を結成し最高顧問に就任した。
「憲法改正に関する考え方で微妙な違いもあった。僕は自民党に対抗できる野党を作るために、野党のグループの数を広げようという考え方だった。石原さんの考え方とは相いれない、絶対にあそこはとは組めないという(政治)グループと組んだ」と背景を説明した。
その上で「(石原さんには)なんでオレの言うことを聞かないんだという思いもあったかもしれないが、最終的に『君が選んだのだったら、僕は去っていく』と最後は分かれた」と明かした。
最後に橋下氏は「いろいろ功罪はあると言われていますが、これだけ国を引っ張り、一時代を築いてこられた。本当に日本を引っ張ってくださり、ありがとうございました」と故人をたたえた。

