宮崎市議選は23日、投開票され、元埼玉県戸田市議のスーパークレイジー君氏(36=本名西本誠)が当選確実となった。

スーパークレイジー君氏は取材に応じ「完全に無所属で、若い人でもやればできると。見せつけられたかなと思う」と喜んだ。その上で「未来につながることを全力でやっていきたい」といい「まずは宮崎市のことについて発信したいと思う」と力を込めた。

スーパークレイジー君氏は自身のSNSも更新し「当選しました!ありがとうございました!死ぬ気で地元で頑張ります!」と意気込みをつづった。選挙期間中には「新しい若者を動かせる 影響力がある 発信力が全国に届けれる 本当の行動力がある 宮崎市議会にそういう人間が1人は必要である おぼっちゃま 学級委員長タイプばかりではダメ」などと記していた。

スーパークレイジー君氏をめぐっては、21年1月の戸田市議選で初当選するも、公職選挙法に定められた選挙区内での3カ月以上の居住実態を満たしていないとして、市選管が当選無効を決定した。また、昨年末には宮崎県知事選に出馬したが、現職の河野俊嗣氏、東国原英夫氏に及ばず、落選していた。