藤井聡太名人(竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖=22)が挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に先勝した、将棋の第83期名人戦7番勝負第2局(東京都大田区「羽田空港第1ターミナル」)は29日、後手の永瀬が62手目を封じ、初日を終えた。この日午前9時からの2日制で始まった対局は、角換わりから永瀬が用意していたと思われる金を3段目に上がる工夫の出だしとなった。この後、お互いに陣形のバランスを取りながら、踏み込むタイミングも読み合う展開となっている。
30日午前9時から再開される2日目は、千日手含みの指し手を見せる永瀬に対し、藤井がどう対応するかが注目される。
持ち時間各9時間のうち、初日の消費時間は藤井が4時間38分、永瀬が3時間16分。2日目は藤井が4時間22分、永瀬は5時間44分の残り時間で戦う。

