元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子(50)は24日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演した。
番組では、石破茂首相が21日のアフリカ開発会議の夕食会でのあいさつで「総理大臣とかをやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんね」などとぼやいた様子や、自民党内で19日に総裁選管の初会合が行われた動きなどを紹介。
膳場アナは「石破おろしをめぐる動き世論調査などでは石破おろしを求める人は少ないとされていますが、もし総裁選前倒しが行われるとすればどう進むのか」と番組を進行した。
寺島実郎氏は、政局よりも国民が政策に目を向けるべきとして「国民が選んだ少数与党、熟議の国会を期待しているわけですよ」と指摘。「あなたならどうする気なんだというのをね、手取りを増やすていうことだけでもって日本国は進むのか。あるいは排外ナショナリズムみたいなものだけでもって日本は進むのか。あなたならどう向き合う気なのか。各党がそれぞれプラットフォームをしっかり出して、国民に選択肢を与える。コレが一番重要。国民として政治で飯を食っている人たちの構想力というものを厳しく問うという問題意識をもってね、この自体に向き合ってないといけない」と語った。
膳場氏は「日本が国際社会の中でどう生きていくか問われているのは本当におっしゃる通りだと思うんですけど、有権者も国民も分かってると思うんですよ。だって7月の参院選の投票の上で期待した項目を見ますと、物価高対策が進むこと、政策に期待して投票した人が一番多いわけじゃないですか」と、有権者も政局より政策に目を向けて投票したはずだと指摘した。
参院選後の石破おろしにフォーカスした報道の状況も含め、元AERA編集長の浜田恵子氏は「石破さんがそのまま続けるのかどうかとか、連立の枠組みがどうなるかによって決まっていくので大事だとは思いますよ」としつつ「膳場さんおっしゃったように、今の物価高、苦しさをなんとかしてくれとして、いろんな投票行動に繋がった。それに対してのまったく議論がなくて年収200万円以下くらいの子育て世代の支援をしている方の声を聞くと『本当にこの夏休み、お子さんが痩せていっている』『食べるものが高くて買えない』『冷房もつけられない』。ものすごく食品が上がっている。この議論どこに行っちゃったのって」と疑問を投げかけ「緊急支援的な対策だけでも与野党を超えて議論できないのかなと、政治の役割って何なのかなって。改めて思います」と訴えた。
報道1930キャスター編集長の松原耕二氏は「世界の幸福度ランキングのベスト10をみると、7つの国がいくつかの政党で連立政権を組んでいる国。残る3つは連立を組まず、敢えて日本のような少数与党のまま、テーマごとに決めている国。多党制の中で、いろいろ話し合って決めていく国の方が民意が反映しやすくて人は幸せになっていくんじゃないかということも言えるのかもしれない」と語り「今は日本、チャンスなんじゃないかと思って、今度こそ熟慮を促す枠組みをどう作っていくのか。衆参共に少数与党を選択した有権者に答えるということなんじゃないか」とした。
膳場アナは「過渡期である、チャンスでもあるけれど、とにかく停滞している場合じゃないよ、とは言いたいですね」と語った。

