元衆院議員で宮崎県知事も務めた東国原英夫氏(67)が16日までに自身のYouTubeチャンネル「東国原英夫の『時事砲談TV』」を更新。自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)への出馬意向を示している小泉進次郎農相(44)について、当選した場合、重鎮たちの“傀儡政権”になる懸念があることを指摘した。
東国原氏は14日に収録し15日にアップした動画で「小泉進次郎氏は今回は自民党総裁にならない方が良い」との文章をサムネイルに表示した。そしてトークが始まると、冒頭で「私はもうずっと(メディアなどで)言っておりますが、小泉さんは1回、スルーすべきだと。林(芳正)さんと組んで、林さんを首相にして、自分は幹事長だとか政調会長だとか、あるいは外務大臣だとか、そういう党の要職、あるいは閣僚の要職を経験した方がいいんじゃないかな」などと持論を述べた。
そして「総理総裁というのはタイミングも重要なので、今回ではないんじゃないかな、と思ってたんです。今回ちょっと1回パスして、次、まだ44歳なので、まだ次とかその次があるんじゃないかなと。これね、(小泉氏は)自民党の最後の切り札、“ゴールデンカード”なんですよね。それをここで使っていいのか。タイミングっていうのはもうそのご本人の感性、感覚、だと思うので、“もう今回出るしかない”“総裁選には毎回出る必要がある”という判断だったのかもしれません。(結局、今回も)そうか、やっぱり出るんだ…というですね。まあ出るとなったらですね、これはやっぱり高市(早苗)さん、小泉さんで、これを軸に総裁選は回っていくのかなと」と続けた。
さらに「小泉さんは企業団体献金の見直しっていうのを阻止しました。企業団体献金の廃止の動きを野党を中心に、例えば立憲だとか維新だとか、そういう野党を中心に企業団体献金の廃止の動きがありましたよね。あれを衆議院の政治改革特別委員として小泉さんは阻止した…つまり反対したんですね。改革派と思ってたのに、小泉さんは企業団体献金を残すほうなんだ、と思いました。これに麻生さんが『〇』をつけたんですね。“小泉もなかなかやるじゃないか”と。企業団体献金の廃止を阻止した、企業団体献金の廃止には反対だ、という立場を鮮明にしたんですね。で今回、麻生さんは高市さんではなく小泉さんの方になびいてるんじゃないかっていう、私が調べた中ではそうです」と自身が得た情報を披露。
「でも僕は、麻生派っていうのは私は今回、分かれると思います。茂木(敏充)さん、高市さん、小泉さん、林さん等々にちょっと分散するんじゃないかと。こういった意味では岸田さんも、森山さんも、菅さんも、“小泉さん”だというようなですね、話も漏れ聞こえてきますから、そうなると重鎮たちの“操り人形”かと。“傀儡政権”になるのかな、というような懸念もあります。そういう報道もありますよね。そういうことになるのかなと」と続けた。
党総裁選をめぐっては小泉農相が13日、地元の神奈川県横須賀市で後援会の支援者らと面会し、党総裁選への出馬の意向を伝えた。ほかに、茂木敏充前幹事長(69)と「コバホーク」こと小林鷹之・元経済安全保障相(50)が出馬表明しており、高市早苗・前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)も出馬の意向を固め、近く記者会見する見通しだ。
東国原氏は今回の動画で、ほかにもさまざまな総裁選への見立てや分析,石破茂首相辞任表明にまつわる私見などを解説している。

