日本維新の会の石平参院議員が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の政権の幹部発言を念頭に、「日本は核兵器を持つべき」との持論を展開した。
核兵器をめぐっては、高市政権の官邸幹部が18日、オフレコを前提とした非公式取材で、核保有は現実的ではないとの見方にも言及しながらも「私は(日本が)核を持つべきだと思っている」などと述べたことが、複数のメディアで伝えられた。発言内容およびオフレコの発言が表沙汰になったことについて、さまざまな議論を呼んでいる。
石平氏はこの状況を念頭に、Xで「核兵器保有にかんしてはっきりと意見を言う。私は日本が何らかの形で核兵器を持つべきと思う」と断言。「日本を何回も破滅させるほどの核兵器を、現に保有する邪悪な共産党中国からわが民族の存続を図るためには、抑止力としての核兵器を持つしかない。核を撃たせない唯一の手段は自ら撃つ能力を持つことである」と理由を説明した。
中国出身の石平氏は07年に日本国籍を取得。今年7月の参院選に日本維新の会から出馬し初当選した。同年9月には、中国政府から、過去の靖国神社参拝などを理由として、入国禁止や中国国内の資産凍結といった制裁措置を科すと公表されている。
高市早苗首相が台湾有事が「存立危機事態になりえる」と発言した後には、国会で「高市首相の発言は妥当なものであって、かつ台湾有事に対する一種の抑止力になりますから、全面的に擁護したい」と言及。また、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、高市首相について「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇(ちゅうちょ)もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」などと投稿したことに対しては、国外退去も含めた厳しい対応を政府に求めていた。

