ベネズエラの地域研究が専門のアジア経済研究所主任研究員、坂口安紀氏が6日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)にリモート出演。米国がベネズエラに軍事行動を起こしてマドゥロ大統領を拘束し、ロドリゲス副大統領が暫定大統領となった件で、持論を展開した。
ロドリゲス氏は、チャベス政権時から閣僚を歴任。過去には石油大臣も経験している。マドゥロ政権は彼女を含め、彼女の兄や人権弾圧をした内務大臣など、複数のメンバーで運営されてきた。
これらを踏まえて坂口氏は「彼女が米国の言うことを素直に聞くと考えるのは難しい。彼女の言葉をまともに受けるのは、慎重になるべき」とした。
今後、ベネズエラは時間をかけても民主的体制に移行できるのか? 坂口氏は「マドゥロの下(にいる人たち)が全部残っています。それを解体していくプロセスを、米国側はロドリゲスさんに委託した。彼女自身も政権の中で人権侵害の責任を問われて仕方がないですし、正統な副大統領ではない。彼女を据えたのは、話ができるから。地ならしの役割を与えられ、これが済んだ時に初めて、(昨年のノーベル平和賞受賞者で民主派の)マチャドさんが帰ってくるという道筋を米国側も反政府側も考えている」と予測していた。

